GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ(上)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (2)上 (電撃文庫)
- 作者: 川上稔,さとやす
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: 文庫
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しかし順調にページが増えてってますね。540⇒770⇒900と来れば次は・・・・・・
■ ストーリー
ホライゾン取り戻したトーリは、新たな大罪兵器を求め日本海上空に浮かぶ島である英国へと向かう。
しかし、その途中で西中国地方を支配する三征西班牙(トレス・エスパニア)の襲撃を受けてしまう。
彼らの目的は――
様々な国の思惑が折り重なる今、トーリ達が下す決断は。
■ うん
トーリ=全裸がデフォになってきました。
この巻の5割以上を全裸で過ごしたと言っても過言ではありません。
途中で呼び方が全裸になってたし。もう面白くて仕方ないですね。
■ 気付けば
随分とキャラ全体に注目が集まるようになって来ましたね。
特に、点蔵・クロスユナイトの株が急上昇中です。
彼と英国の"傷有り"(スカード)とのやり取りは色々な意味で非常に良かったですね。
見ていて嬉しくなったり楽しくなったり心打たれたりと一度で何度も美味しい人たちだ。
■ それでもって
ミトツダイラ=犬≠狼みたいになってきてますね。
彼女がトーリやホライゾンから焼肉を食べさせて貰うシーンがあるんですが、それがもう可愛らしくてなんともいえませんねぇ。
挿絵もばっちりありますのでたっぷりご覧下さい。
後、君主であるトーリを想うミトツダイラも凄くかっこいいですね。
■ 他にも
東が誰かに変なことを吹き込まれて周りに爆弾を投下しまくったり、
トーリが全裸で授業で卑猥な昔話を始めたり、
ナルゼとネシンバラが不甲斐無さを語り合ったり、
トーリが全裸に昆布を色んな所にくっ付けながら周りの人間に投げつけたり、
正純のギャグが景気良く滑りまくったり、
裎さんが宗茂の髭を剃ると称して殺人しそうになってたりと、
とりあえず色んなことがありすぎて話題に事欠かないですね。どの部分を見ていても楽しくなってきます。
■ しかし
900ページもあるのに大して話が進んでません。ある意味恐るべきことですね。
とりあえずトーリとホライゾンの仲の進展が鈍重過ぎると思わずにはいられません。
トーリの運命と世界の命運が掛かるとはいえ、2人がデートするまでにどれだけの時間(ページ)を掛けてるんだ。
これは・・・・・・また長く複雑になっていきそうですね。
■ 評価としては
もう全部面白かったので星5つ。相変わらず底が見えません。
川上稔さんは一体どれだけの話を用意しているんでしょうか。
早く次が読みたいですね。って来月に出ますね。楽しみです。