本日の騎士ミロク(1)

本日の騎士ミロク1 (富士見ファンタジア文庫)

本日の騎士ミロク1 (富士見ファンタジア文庫)

 衝動で思わず買ってしまった。後悔しまくっている。

■ ストーリー
 ジルサニア王国に移民してきたミロクは何の仕事をしてもダメダメだった。

 頭も悪く、正義感から来る非常に短気な性格は非常に悪いほうに作用していた。

 そんなとき、彼はジルサニア王国の王女ジェルメーヌ・ジルサニアに一目惚れし、彼女の傍に仕えるため騎士になろうと考えた。

 唯一の得意分野である剣の腕を持ってミロクはあっさりと騎士になることが出来た。

 そこからすべてが転がり落ちることも知らずに・・・・・・

■ なんて書いてみたんですが
 ダメだ。どうにもこうにも好評出来る気がしません。

 あまりにも凄まじい酷評を書いている気がしたので、続きは読みたい方だけどうぞ。

■ なんというか
 すべてが物足りない。

 物語も、キャラクターも、進行もどうしようもなく面白みがない。

 好み云々というよりは、非常に底の浅さを感じるせいかもしれない。

■ 別に
 構成が悪いわけではありません。

 王道だろうと、先が多少読める展開だろうと面白ければいいんですが・・・・・・

 どうしようもなくすべてが滑稽なものにしか見えない。

 正直な所、ミロクがにんじんを使って戦っている所を見て想像して読む気が萎えた。

 その他の戦い方のほうも想像してみたものの、なんとも大人しい結果に収まり、興奮することは一ミリもなかった。

■ 評価として
 まさかの星1つ。まあ、楽しめなかった私が悪いのかもしれません。

 何故楽しめなかったのだろう? わからない。

 あぁ、虚しい・・・・・・