GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅠ(上)・(下)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (1)上 (電撃文庫)
- 作者: 川上稔,さとやす
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 文庫
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GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (1)下 (電撃文庫)
- 作者: 川上稔,さとやす
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: 文庫
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■ ストーリー
各国により分割統治された中世の神州・日本。その上空を8隻からなる都市艦"武蔵"が航行していく――。
遥か遠い未来。"重奏統合争乱"を経て、人類の命運を懸けた"聖譜"をもとに歴史の再現を行う国々。そして、さまざまな思惑と決意を胸に、未来を切り拓こうとする人々。
重なり合う中世の世界を舞台に、学生達による学園国家間の抗争が始まろうとしていた!
AHEADシリーズ『終わりのクロニクル』と都市シリーズの間の時代を描く、壮大な物語"GENESIS"シリーズ、ついにスタート!
ちなみにこのストーリー部分は思いっきり1巻のあらすじから引用しています。今までで一番手抜きですが、正直な所内容が濃密すぎて私の表現力では書くことは不可能でした。スミマセン。
■ これは
その設定量の多さ、登場人物の多さ、ページ数、ページ内文字数が凄まじい作品です。
前AHEADシリーズ最終巻みたいなことはギリギリ避けられてますがもはや時間の問題というか風前の灯です。
初心者キラーと呼ぶに相応しい作品なので読むときは心しましょう。
しっかり身構えていなければ、貴方は――死にます。というか最初の設定資料だけでギブアップすると思います。
■ しかし
その濃密な内容は圧倒的です。
しっかりとした作られた下地が作品の魅力を溢れさせています。
特に、個性的なキャラクター群に驚かされます。キャラクターの数は非常に多いものの、個性があって非常に覚えやすいです。挿絵も多いですし。
特に下巻の6ページ連続挿絵には感動させられると思います。
こんなことが出来るのも川上稔クオリティ・・・・・・なのかもしれない。
■ 戦い
それにしても相変わらず戦闘シーンが熱いですね。
様々な現象や理を扱った面白い戦闘を見ているとテンションがもりもり上がっていきます。
アクションファン必読(かもしれない)。
■ 感情
もし自分の感情が失われたら?
もし悲しむことが許されなかったら?
辛くて泣きたくなっても泣けなくなったら・・・・・・
笑っていられますか?
■ 評価としては
星5つ。評価不能と紙一重といえるかも。説明不足感が物凄く否めないですが、私の頭が弱いので勘弁してあげてください。
■ どうでもいいんですが
何故主人公はエロばかりなんだ・・・・・・