2009年下半期ライトノベルサイト杯 SHI-NOの投票作品

■ ついに
 2009年下半期ライトノベルサイト杯の季節がやってきたようです。

 今回は新規作品から4つ、既存作品から6つです。

 というわけでさっそく投票に移りましょうか。一応発売日通りに並べてあります。


■ 私は新規作品部門にこの作品をおすすめします

鷲見ヶ原うぐいすの論証

鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫)

鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫)

【09下期ラノベ投票/新規/9784048679466】

 うぐいすに萌えるためのミステリー(多分違います)。

 ミステリー部分よりもうぐいす自身の物の考え方の方が面白いかもしれない。

 私の感想はこちら

ピクシー・ワークス

ピクシー・ワークス (電撃文庫)

ピクシー・ワークス (電撃文庫)

【09下期ラノベ投票/新規/9784048680134】

 ぶっとんだ女の子たちと意志を持つ飛行機との友情物語(多分)。

 文字通りぶっとんだ女の子が魅力の作品です。

 私の感想はこちら

月見月理解の探偵殺人

月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)

月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)

【09下期ラノベ投票/新規/9784797356717】

 探偵殺人。それはゲームの一種。

 だがそこで繋がってしまった一つの繋がりは必然だったのかもしれない。

 私の一言感想はこちら

ほうかごのロケッティア

ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫)

ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫)

【09下期ラノベ投票/新規/9784094511789】

 誰もが夢見る夢物語。それは届かぬものなのだろうか?

 自分達を信じた若者たちが一つの奇跡を信じて動き出す。新作一番のオススメ。

 私の一言感想はこちら


■ 私は既存作品部門にこの作品をおすすめします

境界線上のホライゾンⅡ(下)

【09下期ラノベ投票/既存/9784048679015】

 増えゆく厚さはついに過去最高を更新。

 その厚さも熱さも留まることを知りません。

 私の感想はこちら

火の国、風の国物語(8) 孤影落日

【09下期ラノベ投票/既存/9784829134610】

 巻が進むごとに見えてくる新たな展開にテンションもうなぎ登りです。

 佳境を超えてまた新たな佳境を迎えるこの作品は素晴らしいの一言。今のところ富士見の星(だと思っている)。

 私の一言感想はこちら

テスタメントシュピーゲル(1)

【09下期ラノベ投票/既存/9784044729097】

 スプライトとオイレンが合体してさらに熱い。

 圧倒的なスピードと物量で読者を圧倒してくれます。

 私の一言感想はこちら

ソードアート・オンライン(3) フェアリィ・ダンス

【09下期ラノベ投票/既存/9784048681933】

 新展開でさらなる盛り上がりを魅せてくれています。

 仮想世界はどこまで可能性を魅せてくれるのでしょう。

 私の感想はこちら

イスカリオテ(4)

イスカリオテ〈4〉 (電撃文庫)

イスカリオテ〈4〉 (電撃文庫)

【09下期ラノベ投票/既存/9784048682053】

 神の奇跡を模倣し、七つの大罪具現する<獣>を屠る。

 神の代行者たる彼らの存在の意味とは? <獣>の存在意義とは? 個人的に情報の出し方が見事だと思う作品。

 私の一言感想はこちら

花守の竜の叙情詩(2)

花守の竜の叙情詩2 (富士見ファンタジア文庫)

花守の竜の叙情詩2 (富士見ファンタジア文庫)

【09下期ラノベ投票/既存/9784829134696】

 まさか続きが出るとは思っていなかった作品。

 しかし作品の空気を失わず、且つ見事に物語を繋いでくれた作品です。

 私の感想はこちら


■ 総評
 新規作品部門はミステリー&SFに固まってしまった。偶然だろうか?

 既存作品部門は逆にバラバラに。

 こうして見るとやっぱり電撃が強いなぁ。他のレーベルにも期待したいところ。

 ちなみに読書メーターな感想もありますが、そこはご愛嬌ということで。


■ 選考漏れの作品(順不同)

アイゼンフリューゲル2 (ガガガ文庫)

アイゼンフリューゲル2 (ガガガ文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

L 4  詐欺師フラットランドのおそらくは華麗なる伝説 (富士見ファンタジア文庫)

L 4 詐欺師フラットランドのおそらくは華麗なる伝説 (富士見ファンタジア文庫)

クイックセーブ&ロード 2 (ガガガ文庫)

クイックセーブ&ロード 2 (ガガガ文庫)

空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)

空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)

白の断章 (講談社BOX)

白の断章 (講談社BOX)

紫色のクオリア (電撃文庫)

紫色のクオリア (電撃文庫)

 他多数。選考から漏れた理由は……たまたま?

 選考した作品と大差があったわけではなかったとだけは言っておきます。

 制限なかったら迷いなくつっこんでいたと思います。