デビルメイクライ4 -Deadly Fortune- 1
デビルメイクライ4 -Deadly Fortune-1 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 森橋ビンゴ,THORES 柴本,カプコン
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 文庫
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■ ストーリー
城塞都市フォルトゥナは、伝説の魔剣士スパーダの縁の地とされている。
そのせいなのかどうかはわからないが、昔からフォルトゥナは世界的に見て悪魔が頻繁に出没する地域となっている。
そのため、悪魔に対し魔剣教団に所属する教団騎士たちが昔から悪魔と戦ってきた。
彼らの活躍によって平和が守られていたが、その平穏が崩れ去ろうとしていた。
教団騎士のネロは、一ヶ月前の悪魔との戦いで負傷し、どういうわけか負傷したその右腕が異形に変化してしまう。
その右腕を怪我と偽って隠し、幼馴染のキリエに対し後ろめたい感情が生まれるものの、右腕は何日経っても元に戻ることはなかった。
そんな折、魔剣教団の年に一度の魔剣祭に開かれることになったのだが、ネロは不穏な気配を感じ取る。
そこにデビルハンターのダンテが乱入してきて――
有名ゲームのノベライズ作品です。
■ なのですが
なんというか・・・・・・本当に見事にゲームをノベライズしました、以上。みたいな感じですね。
私もプレイ動画などを見て大筋のストーリーは知っていたのですが、結構そのまんまでしたね。
原作の空気を十分に感じることが出来ました。
でも、なんだか新鮮味がなくて寂しい。
■ もちろん
小説らしい細やかな設定や心理描写など、小説のいいところもあるといえばあるのですが・・・・・・
オリジナリティというか、はっちゃけ成分というかそういうのが欲しかったです。
・・・・・・無理があるか。
■ あとは
あの安井健太郎さんが協力しているということで迫力ある戦闘シーンを期待したのですが、どうやらストーリーの補佐にまわってたみたいですね。
う〜ん残念。
あ、別に戦闘シーンが悪かったわけではありませんよ。むしろ良かったです。
■ 評価としては
別につまらないというわけではありませんが星2.5といったところでしょうか。
可もなく不可もなくですね。
原作を知らない人なら全然楽しめる作品だとは思うのですが、知っている私には無理だったようです。
多分次は立ち読みですませちゃうかも・・・・・・