スレイヤーズ!本編全15巻
- 作者: 神坂一,あらいずみるい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2008/05/17
- メディア: 文庫
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スレイヤーズ15 デモン・スレイヤーズ! (ファンタジア文庫)
- 作者: 神坂一,あらいずみるい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2008/11/19
- メディア: 文庫
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■ ストーリー
ハチャメチャな思考で痛快に己が道をいく主人公リナ・インバースと、戦う分野以外では脳味噌を1%ぐらいしか働かせていない相棒のガウリィ・ガブリエフで送るライトノベルが大火を咲かせる要因となった天下無双の王道ファンタジー!
■ しかし
もう旧デザインの方は古本でしか存在してないかもしれませんね・・・・・・。ちなみにこの感想は古い記憶を必死で掘り起こしているのでひょっとしたら変なことを書いているかもしれません。ちなみに私が初めて読んだ作品です。ネタバレもりもりなので何も考えず読みたい方は注意。一応続きを読むにしておきます。
でも直リンで来ると続きを読むの意味がなくなっちゃうようですね・・・・・・
■ 主要人物紹介(面倒臭いので人間陣営だけ)
▪ リナ=インバース
容姿端麗?で非常に可愛らしい?ドラまた(ドラゴンもまたいで通る)や盗賊殺し(ロパーズ・キラー)などと呼ばれる最狂魔導少女。敵に対しては悪逆非道も省みず悪人以上の悪人(笑)。あらゆる魔導に精通し、自分を磨くための旅を続けている。その道中でガウリィと出会い、やがて気付かぬうちに大きな運命の渦に巻き込まれいくこととなる。
▪ ガウリイ=ガブリエフ
金髪で淡麗な容姿を持つ青年でリナの相棒の剣士。光の剣(正式名称:烈光の剣。ゴルンノヴァとも呼ばれる)を所持者で、やがて失われるが、最終的に斬妖剣(ブラスト・ソード)という剣の所持者となる。超絶的な剣の腕前を持っていて、戦闘に対しては非常に高いセンスを持ってはいるが、代わりに素敵な紫色の頭脳も持っている。どの位素敵かというと、とにかく記憶力が皆無で重要な事柄すら一切覚えていない(覚えようとしない)という素敵なお方。
▪ ゼルガディス
赤法師レゾによって体に合成獣(キメラ)を合成させられた悲運の青年。高い剣と魔法の腕を持ち、皮肉にも合成獣となったことによる性質で高い戦闘能力を持つ。レゾとの関係が終わった後、自分の体を元に戻そうと当ても無い旅を続けている。
▪ アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン
セイルーンの第2王女で快活な黒髪の少女。巫女で白魔術を得意とし、その他の魔法も並みの魔導士以上の能力を持っている。体術もそこそこできてリナに引けを取らない。が、親の影響で正義という言葉で脳内が凝り固まっており、猪突猛進なところもある。
▪ シルフィール=ネスラ=ラーダ
死霊都市サイラーグの巫女で長い黒髪を持った容姿端麗な巫女。アメリアよりさらに白魔術に優れ、攻撃魔術もそこそこ使えるものの戦闘能力は余り高くない。しかしガウリィにぞっこんで、冥王に捕まったガウリイを救うために竜破斬(ドラグスレイブ)を修得するという凄まじいことも成し遂げたある意味凄い人。
▪ ルーク
リナが旅先で出会った黒髪(本当は赤髪)でセピア色の瞳を持った青年。リナも知らないオリジナルの魔法を使いこなし、剣士としても卓越した腕前を持っている。しかし、その身に赤目の魔王シャブラニグドゥを宿す悲しき運命の持ち主。相棒のミリーナを愛していたが、ミリーナの理不尽な死によって憎悪を抑えきれず、その身の魔王を覚醒させてしまうことになる。
▪ ミリーナ
ルークの相棒で長い銀髪を持った美人。ルークと同じくオリジナルの魔法を使い、ルークに及ばない(多分)ものの剣士として腕前も高い。ルークの甘言を冷たい視線で返したりする怖い人だが、ルークのことを心の底では想っている優しい人。
▪ ミルガズィア
黄金竜の長老という存在だが寒いギャグで世界を凍らせる恐るべき人?。魔法で人間の姿を取っているときは中年の男性の容姿をとっている。その左腕は義手で先の大戦で失われている。実直で真面目な人だがいかんせんギャグが寒すぎる。ちなみに私にはウケた(寒すぎて)。
▪ メンフィス=ラインソード
その身にザナッファーの鎧を纏う美しい容姿を持ったエルフ。ミルガズィアさんの寒いギャグに笑い転げられる唯一の人物である。戦闘能力も高いがいかんせんタカビーと言わざるを得ない性格と口調で少々残念な人と言える。
■ う〜んと
まだライトノベルがライトノベルとして確立していない時代の作品のためかどうかはわかりませんが、序盤は色々とおかしな文章が混じっていますが、後半になるにつれて能力が上がり、最終巻を読んだときは一抹の寂しさを覚えたものです。成長していくリナを追っていると昔はとてもわくわくしたものです。嬉しいことや悲しいことを経て成長していく物語は心が幼い時分に大きな影響を与えてくれたと思います。
■ 冒頭にもありましたが
私が初めて読んだライトノベルで、私をライトノベルの世界(及び活字の世界)に引き込んでくれた作品です。きっと初めてライトノベルに触れる人の期待は裏切らないと思います。
■ 最終的に
星4つといったところです。昔の自分なら13巻からは星5つにしても良いぐらいのできですが、総合的に見ればこんなところでしょうか。
きっと、今から読んでみても楽しめる作品だと思います。
しかしよく見たら、人物紹介しかネタバレしてないという・・・・・・なんというマヌケな感想だ・・・・・・というか人物紹介しかしてない・・・・・・